大人の韓国留学 50を過ぎた私の留学の旅思い出日記

50代で1年間韓国の大学の語学堂に語学留学しました。帰国してしばらく経ちますがあの時の気持ちを残しておきたくて書いている思い出日記です。

留学生活のおとも ー食器編ー

お箸とお気に入りのスプーンだけは日本から持参しました。なんとなく、です。

学校の近くにダイソーがあって、日用品は1アイテム1,000~3,000ウォン程度で売っていました。こんな小さいダイソーしかないのか・・・とはじめはちょっとがっかりしたのですが、入ってみると下に下りていく階段があり、地下の店舗面積がすごいのです。食器やお箸、調理道具まで日本のダイソーと似た品ぞろえと品質で、たいていのものは、とりあえず、手に入ることが行ってみてわかりました。

コシウォンには以前住んでいた人たちが置いて行った食器やカトラリーなどが置いてあり、自由に使えるようになっていました。

私と同年代とおぼしき男性が同じフロアにおひとり住んでいらっしゃったのですが、一人用サイズのアルミ鍋と袋ラーメン、卵を持って台所に現れると、ネギを刻み、慣れた手つきでラーメンを作っていたものです。それを持って部屋に入っていく後ろ姿には哀愁が……

一方、共有の場所で食べている学生さんもいて、こちらは前にスマホを立てて、アルミ鍋の蓋に熱々の麺をのっけては、すすっていました。片膝立てて。あードラマと同じじゃないの、本当にこんな風にして食べるのねと感心したものです。箸やスプーンに比べて食器が少ない理由がわかりました。すごく納得がいきました。

ラーメンを食べない私は、ダイソーで大きめの丼とマグカップ、保温の水筒をひとつずつ買いました。

丼があればご飯でもスープでも麺類でも食べられると思って。

マグカップは常に使うので自前で。台所に温冷水器があって熱湯も出るのでお湯を沸かす道具なんてなくてもいつでもインスタントコーヒーが飲めて本当に便利でした。同じような温冷水器は語学堂の各フロアにもあって、出かけるときは水や白湯を入れて持ち歩いていました。授業の休憩時間になると水筒に水を入れに来る学生さんが結構いて、便利に利用している人が多い印象でした。水筒持ってるの、おばさんだけじゃありません。

食器類はもし不便だったらいつでも買い足せばいいと思っていましたが、結局一年間それで間に合ってしまいました。もちろんコシウォンのも時々借りましたよ。だから私も帰国の時は寄付していこうと思っていたのに、結局妙に愛着が沸いて重いのに持って帰ってきてしまいました。一年間一緒に過ごしたダイソーの丼ばち。

 



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