大人の韓国留学 50を過ぎた私の留学の旅思い出日記

50代で1年間韓国の大学の語学堂に語学留学しました。帰国してしばらく経ちますがあの時の気持ちを残しておきたくて書いている思い出日記です。

留学生活を支えてくれたもの

留学生活を支えてくれたもの ー電熱マットー

春はもうそこまで来ているでしょうに、冷たい強風と乾いた空気。田舎の木造一軒家、北向きの寝室は冷えきった四角い木箱と化しています。この頃布団に入るとき思い出すのは、コシウォンで使っていた電熱マット。 ホットカーペットの電熱入りの部分だけ、表面…

留学生活を支えてくれたもの ー拝峰山 その2ー

伝統市場と並んで、どこでもドアがあったら今でも毎日行きたいところ、ペボン山。 100m級の南北に細長い山に、散歩道がひたすら続いています。気に入っていた理由はたくさんあります。安全。管理が行き届いている。利用者のマナーがいい。自然がいっぱい……。…

留学生活を支えてくれたもの ー拝峰山 その1ー

お腹を満たしてくれたのは伝統市場でしたが、心と脚を鍛え、慰めてくれたのはペボン山という小さな山でした。 慰めると言っても腹の立つこととか、寂しくて泣きそうだったという記憶はほとんどないのですが、ペボン山はただいつもそこにあって私を黙って受け…

留学生活を支えてくれたもの ー食料調達 市場編ー

どこでもドアがあったら、帰国後も、いつもこの市場と行き来したい。 語学堂の課題レポートにこう書いたのを覚えています。 先生に「どこでもドア」(어디서나 문)が通じたのも楽しい思い出ですし、今この瞬間もこの気持ちに変わりはありません。 その市場…